こんにちは!
今回は今私が本業にしているインフラエンジニアのサーバールームの作業でのあるあるについてご紹介します。
これからインフラエンジニアになる方や、今インフラエンジニアの方、ぜひ最後までご覧ください。
インフラエンジニア御用達のサーバールームとは?
サーバールームは、その名前の通りサーバーを格納する部屋のことです。
一般的な部屋と違い、サーバーを格納するためのサーバーラックが並んでいます。
個人で所有していることはほとんどありませんが、大企業になればなるほどセキュリティの観点などからサーバールームを設けているケースが増えます。
また、サーバーにとって最適な温度を維持するために夏場は涼しく感じられるでしょう。
サーバールームあるある
では実際に普段サーバールームで作業している私がサーバールームについてのあるあるをご紹介します。
インターネットに繋がらない
サーバールームではインターネットに繋がらないことが多々あります。
サーバールームに構築されているネットワークがインターネットに出ていないことと、電波が悪くモバイル通信が繋がらないことが多いため、この2つの条件が組み合わさるとどうしてもインターネットに出れません。
そのため、サーバールームでの構築作業がある場合はオフラインでも作業ができるように備えておきましょう。
ナットや工具を落とす
サーバールームは下が吹き抜けになっている場合も少なくなく、その場合ナットや工具を下に落とすと取るのが困難になる場合もあります。
そのため、落とすと取りに行くのがかなり面倒です。
場合によっては、ナットや工具は金属で電気障害を起こす危険性があるということで問題視されるため、放っておけないときもあります。
そのような場合は、吹き抜けの下敷きを外してと大掛かりな作業になってしまいます。
基本的にサーバールームでの作業では、ナットや工具を落とさないようにしましょう。
Lanケーブルが抜ける
サーバールームにおいてあるサーバーやスイッチなどのネットワーク機器は有線LANと接続されています。
あってはならないことなのですが、たまに作業中にミスでLanケーブルが抜けてしまうことがあります。
基本的にLanケーブルの接続部分には爪が付いており抜けないようになっています。
ですが古くなると爪が壊れていることもあり、ちょっと触れただけで抜けてしまう接続部もあるのです。
Lanケーブルが抜けてしまうと、どこかでインターネットが繋がらなくなってしまうという恐れも出てきます。
自社で導入したサーバーやネットワーク機器で抜けてしまった場合はまだ良いのですが、他社が導入した製品のLanケーブルが抜けてしまうと最悪賠償問題にも発展する恐れがあるので気を付けましょう。
のどが渇く
サーバールームはサーバーにとって快適な気温にするため常に空調が動いています。
空気が乾燥しておりのどがよく渇きます。
にも拘わらず基本的にサーバールームでは水分があるのは推奨されないため、基本水分補給は禁止です。
とは言えのどは渇くので、暗黙の了解でバレないように皆飲んでいますがお客さんには見られないようにする必要があります。
夏は寒い
夏場は暑いため基本的には半袖で過ごしますよね。
そのままサーバールームに入ると、サーバールームはサーバーにとって快適な温度に保つため半袖では寒いことがあります。
少し滞在するくらいであれば涼しく感じられますが、そこで長時間の作業となると寒くて体調を崩してしまいます。
サーバールーム無い無い(番外編)
ここからは、滅多にありませんが私が今までに経験したことをご紹介します。
サーバーを引く
サーバーをコンソールと間違えて引いてしまったことがあります。(ちなみに私ではありません)
サーバールームにはコンソールと呼ばれるサーバーを操作するために機器が格納されていることがほとんどです。
基本的には
- サーバーとコンソールは明らかに違う
- サーバーはラッキングした後は引けないようにねじ止めされている
という状況のはずなので、この状況はほぼ起きることはありません。
ですがその時は何を思ったのか、サーバーをコンソールと間違えて引いてしまい、そのサーバーはねじ止めされていませんでした。
他社が導入したサーバーだったので、もしその際電源ケーブルが抜けでもしたら大事になっていたでしょう。
インフラエンジニアはとてもおすすめの業界です!
以上、今回はサーバールームについて紹介しました。
インフラエンジニアになれば、サーバールームでの作業が多くなるかと思います。
長時間の作業となると、夏場は上着がないと風邪をひいてしまうこともあるので、もしインフラエンジニアになったら常に上着を持ち歩くようにしましょう。
また、私はインフラエンジニアは比較的長時間労働が少なく労務管理がしっかりなされている現場が多いです。
なのでホワイトな働き方をしたいという方は、インフラエンジニアを目指してみてはいかがでしょうか。