こんにちは!
今回は、ベンチャー企業って本当にベンチャー企業なの?というところでお話したいと思います。
『ベンチャー』と聞くと何やらかっこいいと感じる人もいるかと思いますが、実際にそんなかっこいいことをしているのでしょうか?
また今から『ベンチャー』に入ろうとしている人、本当にその企業で大丈夫ですか?ただの中小零細企業ではありませんか?
今回の記事はこんな方におすすめ!
ベンチャー企業の定義
そもそもベンチャー企業というのはどんな企業を指すのでしょうか。
明確な定義はないのですが、一般的には『独自のアイデアや技術をもとにして、新しいサービスやビジネスを展開する企業』とされています。
この定義に沿うのであれば、
- リニアで大ブレイクした『サイバーダイン社』
- フレンチなのに立ち食いというスタイルを確立した『俺のフレンチ』
などがベンチャー企業に当たるのではと思います。
『ベンチャー』名乗るの中小零細企業は多い
ですが世の中にはただの中小零細企業なのに『ベンチャー』を名乗る企業が多数存在しています。
これは某集金事業を行っている会社の事業内容なのですが、
というのが事業内容のようです。
これのどこにベンチャー性があるというのでしょうか(笑)
他の企業でもやっているような仕事ばかりだと思うのですが、何か間違っているでしょうか(笑)
なぜただの中小零細企業が『ベンチャー』を名乗るのか
ではなぜただの中小零細企業が『ベンチャー』企業を名乗るのでしょうか。
その理由としては、
この3点に尽きます。
まず、『ベンチャー』というのは明確な定義がないので、『ベンチャー』を名乗ったところで非難されることは特にありません。
そして『ベンチャー』というと「かっこいい!」「成長できそう!」というような印象を持っている人も少なくなく、見栄えが良くなります。
そうなると人が集まりやすくなるため、人が集まらないような待遇の悪い会社にも良い人材が集まる可能性が出てきます。
また『ベンチャー』には、給料に全く見合っていない長時間労働など、まともでない過酷な労働条件を正当化する効果もあります。
やりがいという見えなくてよく分からない報酬に釣られて労働者が働いてくれるということです。
なんちゃってベンチャーで使いつぶされ鬱になり、まともに就職できていない現実もある
これは私の友達の話なのですが、2019年4月当時急成長していた『ベンチャー』と呼ばれる会社に入社した友達がいました。
確かに求人は表面上
- 初任給35万円!
- 毎年140%成長達成!
- 頑張れば1年目から役職も就きます!
- 平均年収700万円超え!
と謳われており、私も友達の話を聞きながらめっちゃええ企業やん!頑張れ!!と応援しました。
この時はお互い新卒で、社会のことを分かってなかったんですよね、、、、
しかし入ってみると、事業内容もベンチャーらしきことは何もしておらず、とりあえずその当時コロナウイルスが蔓延しかけていた影響があって売れると思ったのか、マスクをひたすら売るように指示されひたすら売っていたそうです。
またそれも到底普通の人では達成できないノルマが課され、達成できなかったら叱責と減給もあったようです。
長時間労働も凄まじく、毎月400時間は優に働いていたとのことです。
それなのに結局年収は2年目になっても400万円にも満たずに東京で高い家賃を払いながら一人暮らしということでその友達は2年も働くと精神的に参ってしまいました。
その後その友達は会社に行くのが辛くなり辞めたのですが、転職活動でも、
ぐらいしか受けられないと転職エージェントの人から言われていて絶望を感じているとのことです。
元々勉強ができて要領は良い奴だったので、細々とフリーランスをしてある程度稼いでいるみたいなのですが会うたびに辛そうにはしています。
就職は、基本的には大企業を選んで間違いはありません
今特に新卒や第二新卒で就活を行っている人は、基本的には大企業を選ぶことをおすすめします。
大企業であれば、百歩譲ってもし辛いと思って辞めても次雇ってもらいやすいです。
私も自分自身の能力は大したことないですが、外資系の大企業に働いていたというブランドを使って日系の上場企業に第二新卒で転職しました。
また、大企業の方が能力に限らず待遇も良いことが多く、労働環境も無茶なノルマや長時間労働を課してくることはありません。
なので入れるのであれば、必ず大企業に入るようおすすめしたいのですが、皆さんはどう考えますか?