どうもこんにちは!ロクサーヌです♬
今回は、会食のマナーについてご紹介したいと思います。
テレワーク等が進む現代の世の中にあって、会食の文化は減りつつありますが、まだまだビジネスの場で行われることも多い会食。
私は新卒から入社して、1年目にも関わらず年間10回ほど会食に同行させていただく機会を持ちましたので、その経験から得た会食のマナーについてお話したいと思います。
何故会食を行うのか
会食の目的としては
親睦を深めること
ビジネスチャンスを得ること
等があるかと思いますが、一番大切なのは、クレームを減らすという所が肝心です。
どういうことかと言うと、仕事上どうしても小さなミスが積み重なってしまうことはあるかと思います。
そういうときにお客さんとコミュニケーションを取れるような状況であれば、ちょっとでもお客さんに不満が貯まれば、『もっとこうして欲しいんだけど』というような改善提案を受けることができます。
そうすることによって、解約される前にお客様の課題点を発見して手を打つことができますよね。
最終的にはそれがアップセルや、契約の更新にも繋がってきます。
実際の会食における会食術・マナーについて
では、ここからは実際に会食時のマナーについてご紹介致します♬
会食前、会食中、会食後に分けて、書いていこうと思います!
会食前
事前に好みを聞いておく
例えば、最近胃もたれ気味の人が相手の会食なのに、脂身たっぷりの焼肉のコースなんかにしてしまったら、心象悪いですよね。
また、辛い物が嫌いなのにキムチ鍋のコースなんかにしてしまっても最悪です。
そういうことが無いように、ある程度事前に好みを把握しておくのが重要になります。
個室を選ぶ
会食は楽しくお話をするのはもちろんですが、仕事の一種です。
そのため会社の個人情報に関すること等も話に挙がることがあります。
そういった話は他に漏れてしまうと自社及び相手の会社お互いの信頼の低下にも繋がりますので、必ず会話が聞かれないような個室を選ぶようにしましょう。
遅くても会食の時間10分前に行く
新人の皆さんは、お客様を待たせることの無いように早めに現場に行くように致しましょう。
新人の間は、ホスト側として会食に臨むことがほとんどかと思いますので、そのホストがゲストを待たせるなんていうことはマナー上あってはならないことです。
お客様も基本は5分10分前には現場に到着するかと思いますので、それよりは絶対に早く行くようにしましょう。
手土産を用意する
自費であれば渡す必要は無いかと思いますが、会食の手土産であれば会社が経費として払ってくれるかと思います。
たとえこちらがおもてなしをする側だったとしても、会食には手土産を事前に用意するのが会食マナーです。
会食中
お客さんは上座に案内をする
お客さんは基本上座に座らせる様に促しましょう。
とは言え最近はそんなこと気にしない人も増えては来ていますし、逆に下座の方がトイレが近いから良いという方もいらっしゃるので、そこはその場のコミュニケーションで決定して問題は無いかと思います。
ただ、基本的には相手を上座に促して損は無いかと思います。
店員さんに横暴な態度はとらない
まぁこれは会食に限らずですが、当たり前ですよね。
会社として会食の場を使う場合、自分の所属している会社が持っている飲食店で行うことも多いかと思います。
その場合、うちの会社の持ち物だからということで横柄な態度を取ってしまう人が一定数いらっしゃるようですので入れさせていただきました。
会食中にメモを取れるよう紙とペンを用意しよう
会食中の話は相手の素を知れる良い機会です。
その中には、相手の困っていることや悩み等も含まれることがあるでしょう。
ビジネスの商談よりはフランクに話せるからこその、相手のさらなるニーズを引き出せることも少なくありません。
そうい言ったビジネスチャンスを逃さない為にも、重要だと思ったことはしっかりメモをできるように、紙とペンは用意しておくのが良いですね。
最初は重要か重要でないかを区別するのは難しいかと思いますので、最初のうちは上司にフォローをいれてもらいながら進めれると良いですね。
グラスは相手より下にすること
基本的に会食の相手の方が偉いので、グラスは自分の方が下にするようにしましょう。
最近はあまり厳しく言われないかもしれませんが、大企業の50代60代の方等の中ではいまだにそういうカルチャーが残っているので、気を付けましょうね。
相手の飲み物が無くなってきたら次の飲み物を尋ねる
常にゲストの飲み物の残りを気にするようにしましょう。
もしお酒が進んでなければ、お酒が好きではないかもしれないので、ソフトドリンクなどを進めると良いかもしれません。
また、逆にビールが進んでいなかったりすると、もしかしたら向こうが実はお酒が好きではないかもしれないですよね。
そういう時はこっちが話過ぎてぬるくなってしまいましたね!
みたいにいえるといいかもしれません。
先に箸を付けない食べない
ただ、食べ始めたら、ゲストが食べ終わるより早く食べ終わりましょう。
というのも、自分が食べるのが遅くて相手を待たせるのも、相手からすれば自分のペース通りに終われないので相手にとっては不快ですよね。
また、早く食べ終わってその分相手への気遣いや仕事につかえる情報はいつでもメモを取るようにした方が良いです。
おしぼりを様子見て追加する
とても高級なお店なんかに行くと、おしぼりも定期的に変えてくれますが、新卒の間に行くようなちょっと高い店ぐらいでは自分から頼まないといけません。
特に食事が焼き鳥なんかだと手をふくためにめちゃくちゃ汚れるので、ある程度の時間置きにおしぼりを変えてもらうように気を付けましょう。
会計を自分が行う場合は、会食終盤頃に行ってしまう
会計は、上司が行うのか自分が行うかはまず会食前に話し合っておいてください。
そして自分が会計を行う場合は、お会計をしている所をゲストに見せないようにしまほう
会計しますよ感をゲストに見せるのは、会食マナーとしてはダサいです。
ちなみにこれ、男性諸君はデートで使えるのでは無いでしょうか(笑)
デートでもこれができれば、スマートな男性と認識してもらえること間違いありませんね♬
また、これは別の話ですがその後は手土産を渡して、まっすぐ家に帰りましょう。
人によっては、会食終わって2件目3件目と社員で飲んでしまう人もいますが、次の日の仕事に残らないようにするのが一流です。
会食後
会食後に手土産を渡す
ちなみに用意した手土産は会食中は見えない場所に置いておくのが良いですね。
これ見よがしにみせつけるのもないですし、食事中汚れても困るので、注意致しましょう。
ただ足元はダメです。
御礼のメールを送る
こちらは会食が終わればすぐに送るのがベストです。
最低でも、次の日の朝9時までには送った方が良いです。
お客さんよりも先に送るのを徹底して下さい。
そしてもし、逆にご馳走になった場合は、電話でも御礼をした方が良いです。
私は過去に、相手が社長さんで一晩で30万円程の金額を奢っていただいたのをメールのみの御礼で済まして相手にキレられたことがあります。
私の会社は、まぁ新しいこともどんどん取り入れるIT系の会社ではありましたが、お客さんは結構古いカルチャーの会社だったので、やっぱり電話でちゃんと感謝の気持ちを伝えるというのは大切なんだなと思い知らされました。
諸注意
さて、ここからは会食時の諸注意について簡潔にご説明いたします♬
飲みすぎないこと
2件目3件目と行き過ぎないようにね
羽目を外してはしゃがないように気を付けましょう
余計なことをしゃべらないこと
会食の場だからと言って、ビジネスの場で言ってはいけないような競合の情報等は先方から催促されたとしてもあまり言わない方が良いです。
お客さんにとって都合の良い情報であったとしても、軽々と話してしまうと、『こいつうちの情報も他でこうやって流すんだろうな』って思われてしまい、信頼されないことに繋がります。
下調べはしっかりしましょう
相手の経済状況、役職、もしブログなんかを書いているのであればそういうのもしっかり読んでおきましょう。
これをやっておくかやらないかで、相手に一目置かれるか置かれないかが決まります。
今までにやらかした経験
ここからは私が、というより同期がですがやらかしたことについて説明しようかと思います。
まぁ、所謂飲みすぎですね。
その時はパーティー形式の会食で、華やかな所謂港区なんかも呼んで盛大に会食を行っていたのですが、とある経営者が一人の女性を狙っていたのに、うちの社員がその女性をインターセプトしました。
その社員も酔った勢いでやってしまったそうです。
ただそんなことをしたら、インターセプトされた側は不機嫌になりますよね。
会食は、あくまで仕事であって自分が楽しむ場ではないことを肝に銘じないとと痛感した一幕でした。
終わりに
色々と説明させていただきましたが、本当に大切なことは
"相手を思いやる気持ち"
です。
マナーも大切ですが、実際にそんなにきっちりと新卒1,2年目の間から出来なくても大丈夫です!ただ、間違えてもいいので相手を思いやり色々と行動することで、相手にも信頼していただけます。
後は元気よくフレッシュに行けば、相手からも好かれること間違いありません!
もし、最初は上司とかと一緒かと思いますが、会食に行く機会があれば、参考にしていただければと思いますm(__)m
バイバーイ(@^^)/~~~