こんにちは!
インターネットの至る所でも巻き起こるバトルの1つが、実家暮らしと一人暮らしどっちが良いのか論争です。
まぁ答えなんてないとは思うのですが、今回は社会人になってからも実家暮らしをしている男の立場として実家の良さを述べていきたいと思います。
日本における実家暮らし
日本において、18歳~34歳の比較的若者の実家暮らし率は約76%に登ります。
どうでしょう?思ったよりもめちゃくちゃ実家暮らしが多いなという印象を持った方も少なくないのではと思います。
この率は正規の職員か非正規の職員かで大きく変わり、正規の職員の場合は男女共に10%程は実家暮らし率が下がります。
とは言え、それでも半数以上は実家暮らしをしているという結果になります。
出典:
第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)|国立社会保障・人口問題研究所
実家暮らしの良さ
思ったより実家暮らしの若者が多いのですが、なぜこれだけ実家暮らしを選択する若者が多いのでしょうか?
ここでは、実家暮らしの良さについて説明します。
経済的に余裕が生まれる
もし仮に都内で一人暮らしをする場合、生活費だけで平均で141,863円が掛かると言われています。
大阪や他の都市でも、これはそこまで大きくは変わりません。
その点実家であれば、毎月2~5万円程度を家に入れるという人が多いのでここには毎月約10万円もの差が生じています。
つまり単純計算、1人暮らしでは貯金ができないのが実家で暮らせば毎年100万円以上貯金ができるということになります。
これはかなり大きいですよね。
家族を大切にできる
近くにいるからこそ、親孝行もしやすいです。
いつも頑張ってくれている親のために家事を手伝ったり、お金を多めに入れたりなんてことも気軽にできますよね。
常に話し相手がいる
家に帰れば家族がいるので、1人きりになることは少ないです。
そのため、常に悩みがあれば家族に話すことができますし、寂しい思いをすることもありません。
自分はいつも一人でも大丈夫といえるほど強い人間では無いので、周りに家族がいる環境は精神的にも大きな支えになっています。
実家暮らしのデメリット
では逆に、実家暮らしのデメリットはないのでしょうか?
ここからは、具体的な実家暮らしのデメリットについてお話します。
稼がなくても良いと思ってしまう
実家暮らしだと、家に入れるお金の2~5万円さえ稼げばあまり不自由なく生きていけてしまいます。
そのため、それに甘えてしまい稼ごうとキャリアアップに励んだり待遇の良い職へ就こうとする努力を怠ってしまう可能性もあります。
人を呼びにくい
実家暮らしであれば、家に友人や彼女を呼ぶことは難しいです。
家を自由に使いたいという思いがあり、それを制限されることにストレスを感じるのであれば1人暮らしも検討しましょう。
周囲から「自立していない」と思われる
日本では、個人的には良く分からないのですが1人暮らしをしていないと自立していないという世間体があります。
なので、世間体を気にしてしまう方には辛いかもしれません。
特に30代を過ぎても実家暮らしをしている人がそう思われるようなので、気になってしまう方は20代の間で親元を離れるように動くことをおすすめします。
実家暮らしを恥じる必要はない!そして思ったより実家暮らしって多いよって話
この記事を書きながら思ったのが、思ったより実家で暮らしている未婚者の方って多いんだなと感じました。
周りの体感ではもっと一人暮らししている人が大半だと思っていたのでこれは予想外です。
ただ個人的に思うのは、実家暮らしと一人暮らしは選択できるようにはしておくべきだと感じています。
いつまでも実家があるわけではないので、実家がある間はそのありがたさを噛みしめながら住んでも良いですが、いつでも出れるようにはしておかないといざ実家が無くなった時に路頭に迷います。
実家暮らしはメリットも大きいのでおすすめです。
実家暮らしのメリットに甘んじすぎることなく、実家暮らしのメリットを生かして自分の人生がより良い方向へと繋げられれば尚良いのではないでしょうか。