現在某2部上場企業でインフラエンジニアとして働いている者です。
前職はコンサルティング業界で働いていましたが、労働時間やプレッシャーの違いに驚いています。
つまりホワイトな働き方を手に入れたのですが、なぜ業界によってここまで違いが生まれるのか疑問に思いました。
ここでは、インフラエンジニアがどうしてホワイトな働き方になるのかをご紹介します。
インフラエンジニアとは?
インフラエンジニアとは、サーバ、ネットワークなどITインフラに関するシステムの設計・構築、運用・保守、障害対応を行います。
インフラエンジニアと言っても仕事は多種多様で、構築であれば機器を触りながら進めるので基本的に出社して仕事を行います。
運用や保守であれば、在宅でも可能な範囲も広いでしょう。
設計であれば幅広い知識が要求され、顧客への提案も任される場面が多くなります。
仕事の幅は広いですが、業界全体としては一般的な会社員よりも給与水準も高めにせて地されています。
残業時間もそれほど多い訳ではないので比較的ホワイトな業界と言えるでしょう。
インフラエンジニアはなぜホワイトなの?
ではなぜインフラエンジニアはホワイトになりやすいのでしょうか。
実際に働いている私感じていることとしては、以下の4つが挙げられます。
案件が大企業や病院・学校・官公庁向けであることが多い
インフラエンジニアの仕事は、顧客が大企業や病院・学校・官公庁であることが殆どです。
なぜなら、大企業や病院・学校・官公庁であればセキュリティ面を鑑みるとお金を掛けてでもネットワーク機器やサーバーを自社で保有するメリットが大いにあるからです。
逆に中小企業や個人事業主はそこまで自社のセキュリティ面に目を向ける必要はありませんし、お金に余裕もありません。
顧客が大企業や病院・学校・官公庁だと、顧客の組織もしっかり整っており余裕もあるため、無理な予算や納期でお願いされることが少なくなります。
その為、現場で働く人も余裕をもって働けるのです。
誰でもできる仕事ではないため
インフラエンジニアの仕事は誰でもできる仕事ではありません。
仕事の付随する完成図書の作成や導入時の力仕事等以外はほとんど専門的な知識を要します。
例えば、LinuxOS一つ立てることを考えても、LinuxはGUIがない為コマンドの知識がなければスムーズに仕事が進みません。
誰でもできる仕事でない程、基本的には給料は高くなります。
工数管理を怠らない
インフラエンジニアの仕事は、インフラがストップすれば他の業務すべてがストップする為ミスが許されない傾向にあります。
逆に言うと、ミスをしない為にとても余裕を持った計画が練られることが大半です。
人件費を掛けてでも、常にダブルチェックを怠りません。
結果として、現場で働いている人は余裕をもって働けます。
こんな場合はインフラエンジニアでもブラックになる!
インフラエンジニアでもブラックになる場合もあります。
2次請け3次請けの会社で働く
インフラ業界はホワイトな会社が多いとは言え、2次請けや3次請けの会社はブラックになりがちです。
2次請け3次請けとなると、1次請けの会社に大きく利益を持っていかれておりあまり利益が下りてきません。
結果として、働いている人の給料も低く留まりがちです。
どうせ働くなら、1次請けの会社で働くようにするのがおすすめです。
責任という面では気楽に済むかもしれませんが、長い目で見て低年収で過ごすというのは少々辛いですよね。
上司が仕事できない人だった
これはインフラエンジニアに限らずではありますが、上司が無能だとその部下は仕事が辛くなります。
上司が無能だと、部下がその分仕事をこなす必要が出てきますが、上司がやらなかった仕事をやっているだけなので全体的にパフォーマンスが高くなる訳ではありません。
結果仕事が多くなるだけで利益は増えないので、長時間労働が常態化してしまいます。
この場合は、できれば会社に上司を変えてもらいましょう。
ホワイトな働き方を実現したいならインフラエンジニアはおすすめ!
今回の記事の内容を以下にまとめました。
- インフラエンジニアは、ITインフラに関する幅広い業務を請け負っている
- インフラエンジニアの仕事は専門的な知識が必要
- インフラエンジニアの顧客は大企業や公的機関が多い
- インフラエンジニアは比較的ホワイトな業界
- できれば1次請けの会社で働く方がホワイトな待遇を受けられる
インフラエンジニアは比較的ホワイトな働き方ができますし、機械を触るのが好きな人にとってはやりがいも感じられる仕事です。
ホワイトな業界を探している方や、自分に向いていると思う方は、インフラエンジニアへの転職を目指してみてはいかがでしょうか。