フリーランスWebライターを続けて早2年目ですが、先日損害賠償請求を顧客からちらつかされました。
今まで自分が損害賠償を受けるだなんて想像も付かなかったので、驚いています。
ここでは、Webライターの私が損害賠償請求をちらつかされた経緯と対策をご紹介します。
フリーランスとは?
フリーランスとは、会社や団体などに所属せず、仕事に応じて自由に契約する人のことを指します。
近年フリーランスに転向する方は増えており、職種としては主にライターやカメラマン、デザイナー、プログラマーが多い印象です。
個人で仕事をしている人のことを指すことが多く、自分の才覚などで仕事をしている人といえるでしょう。
フリーランスはサラリーマン以上に自己責任
フリーランスはサラリーマンのように決まった賃金が決まっておらず、雇用保険や厚生年金にも加入しないためサラリーマン以上に自己責任になります。
仕事でミスをしても、守ってくれる会社はありません。
そのため、損害を与えてしまった場合補償しなければならない可能性がサラリーマン以上になります。
逆に言えば休日も自由に取れ、稼ぎも頑張れば青天井なので自由度は大いにあると言えるでしょう。
損害賠償されそうになった件
私はフリーランスでWebライターをしているのですが、先日上記画像のようなメッセージが送られてきて損害賠償をちらつかされました。
内容としては、著作権侵害です。
調べてみると、私の方に落ち度はなく似ているとされた記事の方が後から投稿されたものだったのでそのことを指摘しました。
相手の方は、記事数が多すぎて見切れずとりあえず記事の執筆に当たっていたライター全員に連絡したとのことでした。
結果として特に記事の修正はせずに事を収めましたが、フリーランスの恐ろしさを身をもって味わいました。
フリーランスが身を守るためにすること
フリーランスが損害賠償されないようにできることを、ここで紹介致します。
仕事は丁寧に行う
当たり前ですが、仕事は丁寧を心がけましょう。
仕事を丁寧にしていれば、悪質な顧客でない限り損害賠償を請求されることはありません。
Webライターであれば、コピペはしない、誤字脱字に気を付ける、真偽不明の物事を書かないというのが挙げられます。
納期に追われているとどうしても雑になってしまうので、納期に余裕をもって仕事の計画を練るのも丁寧に仕事をするコツです。
信頼できる相手と仕事をする
仕事は可能な限り信頼できる相手と仕事をしましょう。
信頼できる相手かどうかは、以下でチェックできます。
- 法人であるかどうか
- 発注の実績があるか
- 口コミは悪くないか(クラウドソーシングサイトから受注する場合)
未経験で仕事の実績を作る必要がある時はなりふり構わず仕事を受注しなければなりませんが、仕事が取れるようになったら法人のみと取引するのが望ましいですね。
契約は漏れなく交わす
いくら面倒くさくても、契約はしっかり交わすようにしましょう。
まともな相手であれば、向こうから書面等を送ってくるかと思いますがもし相手が何もしてくれない場合はこちらから指摘すべきです。
Webライターである私の場合、基本的に業務委託契約になるので業務委託契約書が必要になりますね。
これで報酬の不履行等があれば、正々堂々請求できるようになります。
保険に入る
自分の納品物に瑕疵があって損害を与えてしまった時のために保険に入るのも一手です。
最近では、フリーランスのための保険も提供されるようになってきています。
損害だけでなく、働けなくなった時に補償してくれる雇用保険のようなものも用意されているので、フリーランスの方は要チェックです!
フリーナンスには入って損はない!
私は今回の件を受けて、保険に入る道を選びました。
フリーナンスであれば、講座を作るだけで無料で仕事の際発生した事故を保証してもらえます。
有料ではありますが、働けなくなった時に月々お金が受け取れる保険もあるので、フリーランスでありながら安定志向の方にはうってつけ。
ただし、仕事の依頼を受けている発注先が法人であることに限られます。
対個人事業主の場合は保証されないので、注意しましょう。